皆様のおかげをもちまして春・彼岸会、永代経をお勤めさせていただくことができました。
有難うございました。
前日の雨とはうって変わって、暖かな日に彼岸会をお勤めさせて頂き、
まさにお浄土を思わせるかのようなぽかぽかとしたお天気でしたね。
今回も皆様のご尽力をいただき、お寺での法要を務めさせていただけることに感謝とともに嬉しい気持ちでいっぱいです。
お寺という場が人を集わせ、年代を超えて作業や食事をし、念仏を聞くことで結びつきを強める。
人間関係が希薄に・・・などといわれはじめて随分とたちますが、この日この時を同じ念仏を聞く者・御同朋、仲間としてここに素晴らしい関係が結ばれているんだと。
皆さんの帰り際、"素敵なひな人形があるのよ~"と聞こえてきました。
全ての法要が終わったころ小さなお子さま二人とお母様が本堂前の銀杏の木の下で遊んでいらっしゃいました。
素敵や楽しい嬉しい、時には悲しい事もあるでしょう。そんな気持ちを仏さまのお側で共有できることに・・・
今年の天候は本当に気まぐれですね。暖かい日と寒い日の差が大きくて・・・。
服装も厚手のコートがいるのか薄めでいいのかと困りものです。
さて今年も春・彼岸会法要の時期が近づいてまいりましたのでお知らせ致します。
日時 3月20日(日) 10時半~
場所 専行寺本坊 本堂にて
「彼岸会法要」とはいま、まさに私が生きる世界「此岸」(しがん)が迷いの岸であったことを見極め、人生の究極の目標を彼岸(お浄土)と思い定め、彼岸へもっと早く、もっとも確かに渡る道を聞くことであります。
つまりは仏法の光に照らし出された私の本当の姿を気づかせていただく「自省・聞法の日」なのです。
光なくしては、ものは見えません。私自身の本当の姿とは、仏法の光に照らされてはじめてハッキリとみることができるのです。
この彼岸会法要を「自省の日」「聞法の日」と受け止め、阿弥陀様の教えを通して有意義なお彼岸のご縁となればと念じております。
皆様どうぞご参拝くださいませ。 お待ちしております。
本堂は冷えますのでどうぞ暖かい服装でお越しくださいね。