2016年10月10日 報恩講のお知らせ
先日までの暑さはどこに行ってしまったのか?と思うくらいすっかり季節は秋へと移り変わったようですね。
空を見上げて見るときれいにうろこ雲が出ていました。
お空も衣替えといったところでしょうか。
さて今年も報恩講の季節をむかえます。
仏教学院の長岡先生が報恩講についての記事を書かれていますので一部抜粋して掲載いたします。
報恩講とは
浄土真宗における報恩講は、私たちに阿弥陀如来の本願によるお救いを明らかに示してくださった親鸞聖人の遺徳を偲び、阿弥陀如来のおはたらきを深く味わっていく法要です。
この報恩講は永仁二(1294)年、親鸞聖人の三十三回忌にあたって、聖人のひ孫である本願寺第三代覚如上人が『報恩講私記(報恩講式)』を著されたことに始まるとされています。『報恩講私記』には、「ここに祖師聖人(親鸞)の化導によりて、法蔵因位の本誓を聴く、歓喜胸に満ち渇仰肝に銘ず。しかれば、すなわち、報じても報ずべきは大悲の仏恩、謝しても謝すべきは師長の遺徳なり」(『注釈版聖典』1066頁)と示されるように、報じても報じがたき、謝しても謝しがたい大悲の仏恩、師長の遺徳を報じ、謝していく法要であり、浄土真宗において最も大切な年間の法要であるといえます。
平成28年 10月29日(土) 10時より 専行寺本堂にてお勤めさせて戴きます。
お檀家様には毎年行事毎に多大なるご尽力を頂戴し大変感謝しております。
今年も何卒宜しくお願いいたします。
出来る限りお近くのかた伴っての多くのご参拝お待ちしております。
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