2018年11月06日 報恩講の御礼
今年も報恩講が執り行われご門徒さまのご尽力により無事に終えることができました。
報恩講は宗祖親鸞聖人の徳をたたえ、恩に報いる法要で浄土真宗の僧侶・門徒にとっては、
年中行事の中でも最も重要なものであります。
寺院・門徒にとって、この報恩講が一年間の総決算(或いは始まり)と言われ、
御恩と感謝の日、暮しの指針となっていた、ともいわれています。
ただ現代では徐々にこういった感謝と御恩の気持ちを皆で表現する機会が
薄くなっているような気がします。
今一度私たちは如来様のお言葉を噛み締め、毎日をこうして生かさせて頂いてること、
そして日々の暮らしこそが何より尊いものであることを忘れてはいけませんね!
当たり前などという日は一日もないんです。一日一日が大切で特別な日。
しかし、日々の暮らしの中ではそんなことも忘れ、気が付かずにすぎてしまいますね。
毎日このように感謝しながら生きていくのが本来の姿なのでしょうが、
なかなか...
だからこそ、報恩講をむかえ気持ちをあたらにして
我が身を省みるきっかけにすればよいのですね。
如来大悲の恩徳は 身を粉にしても報ずべし
師主知識の恩徳も 骨をくだきても謝すべし (恩徳讃=おんどくさん)
どうぞ一日一日を大切にお過ごしください。
根菜たっぷりのお斎大変美味しかったです。寒くなる季節に栄養満点ですね!
いつも本当に有難うございます。
これからは寒さ厳しい時期に入ります。 お身体はくれぐれもご自愛くださいませ。
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